こんにちは、心理士の河野です。熱帯夜が続き不眠続きの私でしたが最近涼しく

なってきましたね。、皆様はどうでしょうか。
さて前回子どもの発達にはタイミングがあり、学習する準備が整っていなければ訓練や学習の効果を身に付けていくのは難しい、といったお話でした。(読んでない方はそちらを先に読んでみてくださいね

)
今回はその説と真逆

の考え方を取り上げてみたいと思います。
アメリカの心理学者ブルーナーは、「学習優位説」を唱えました。
ブルーナーは子どもには環境の影響が大きいといい、レディネスを待つのではなく適切な刺激を与えることで、レディネスを作っていくことができると述べました。特に知的な側面については、適切な刺激により発達を早めることができると言われています。どんな課題であっても適切に指導すればどんな水準の子どもであっても学習させることができるということです。
今でいう早期教育を支持する理論の一つとなっています。ゲゼルの「成熟優位説」との違いは、育ちを待ってるのではなく、教育者側から手を差し伸べること

が発達には効果的だよ、と述べたのですね。
果報は寝て待てなのか、待っていてはなかなか来ないのか。お子様に関わる皆様はどのように考えるのでしょうか。
次回もまた発達について考えてみたいと思います。
夏も半分過ぎましたね。残暑は厳しくなりそうです。今年は空模様もなかなか予測できず、突発的な雨や落雷が多いですね。体調管理には十分に気をつけてくださいね。
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