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集団行動が苦手な子ども

こんにちは、心理士の河野です。朝晩と涼しくなり、秋の気配が感じられるこの頃ですね。
子どもたちの秋の行事と言えば、「運動会」や「遠足」、「学習発表会」「合唱コンクール」など多くのイベントがありますね。

この時期は子どもたちの成長を大きく感じられる時でもありますが、反対に心身の不調を訴える子どもたちもでてきます。
気候の影響であったり、長い夏休み明けからくる体調不良であったり理由は様々です。子ども一人一人の理由は異なりますので、家庭でも学校でも子どもの様子をじっくりみていくことが一番大事なように思います。

さて、子どもそれぞれの理由はいろいろあると思いますが、心理学視点から見ていくと「集団行動」が苦手という子どもたちがいます。

さらに「集団行動が苦手」の理由もまた様々です。運動会などの練習では他のクラスの児童とも共に行動をするために、非常に緊張してしまう子どももいます。また、先生の指示がたくさんで理解できなかったり、誰に向かって指示をしているのかわからず、周囲の動きに合わせることに精いっぱいになり、どうしても遅れをとってしまいストレスをためてしまう子どももいます。
また複数で意見をまとめなければいけない場面で、自己主張ができずにいたり、クラス内のもめごとが嫌いな子どももいます。教師たちの忙しさを敏感に感じてしまう子どももいます。

「集団行動が苦手」であることをマイナスとしてとらえ、集団行動をさせないという対処の方法もありますが、できればその子ども自身の持つ弱さをどうしたらカバーしていけるのか、大人も子どもと一緒になって考えていくことができればいいな~と思います
実際は大人の方でも、集団行動苦手なんだよな~という方いると思います。自分はどうだろうな、と秋の夜長に考えてみるのはいかがでしょうか。

ずいぶんと日が落ちるのが早くなりましたね。食欲の秋、読書の秋、スポーツの秋、芸術の秋。皆様はどんな秋を過ごされるのでしょうか。涼しくなってきて過ごしやすくなりましたが、日中はまだ暑いですね。夜はしっかりと寝て体力をつけていきたいですね。
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【 2013/09/27 】 未分類 | TB(0) | CM(0)

集団療法

はじめまして。心理士の亀山です。これからよろしくお願いします


最近は、風の中に秋を感じるようになましたね
皆さんは、秋と言えば何を思い浮かべるでしょうか。私は、月見を思い浮かべます。
また、皆さんは「月の中に何が見えるか」と聞かれれば、何とお答えになるのでしょうか。
やはり、日本人は、文化のフィルターがありますから、「うさぎ」と答える人が多いのでしょう。
しかし、一度試しにフィルターを外して、自由に見てみるのも楽しいかもしれませんね。


さて、今回は、集団療法についてお話ししたいと思います

イメージとしては、座談会のようなものかもしれません。
基本的には、5~13人ほどの人数で、丸くなって座ります。
個人的な深い問題ではなく、現在困っている日常の問題について話し合います。
例えば、「前日は会社に行こうと思っているのに、朝になると気分が悪くなり、会社の前まで行くと遂に足が止まってしまう」などです。

特に始めの頃は、「自分の弱みを見せたくない」「どこまで言えばいいのか分からない」など、戸惑われることも多いと思います。

しかし、少しずつ自分の言える範囲で話してみると、それに周りのメンバーがすかさず反応を返してくれることでしょう。
ご自身の経験を話され、苦痛な感情や葛藤を言葉にすることで、心の緊張がほぐれるカタルシス効果もあります。
また、参加するメンバーは同じような悩みを抱えた方が多いです。
共感しやすいところもあるでしょうし、同じような経験があったなら、「こういう時は、こういう工夫をしたよ」などと、情報交換もできるかもしれません。

そのような話し合いの中で、これまで誰も指摘しなかったことを言われる時もあるでしょう。
その時、「自分では気づかなかったけれど、こういう見方もあったんだ」など、自分にとって大事な気づきを得られます。
気づきによって、今までの自分を振り返り、今までの自分と向き合うことになります。
この向き合う過程は苦しいかもしれませんが、向き合うことによって、自己理解を深めたり、自分のものの捉え方や行動を変えていきます。

こうした自分についての気づきを得る他にも、集団療法の役割はあります。
例えば、そのグループにいる時に包まれるような安心感を得られるかもしれませんし、対人コミュニケーションのあり方を理解したり、自分と集団の相互作用を体験的に理解する場にもなり得ます。
このようなものが集団療法の基本的な役割です。

お一人で悩まれていることも、心理士と二人なら、あるいは集団療法のグループでなら、少しでも楽になるかもしれません


さて、深まりゆく秋、どうぞ急な気温の変化にはお気をつけて、お体を大事にしてください
【 2013/09/21 】 未分類 | TB(0) | CM(0)

認知行動療法⑧

こんにちは。心理士の筒井です
東京オリンピック決まりましたね

今回も認知行動療法について紹介したいと思います。
皆さんは、不安な気持ちが高まった時や 気になることがある時、イライラした時などに、どのように対処しているでしょうか
認知行動療法では『一時的に気持ちをそらす方法』という対処方法も取り入れています

いわゆる気分転換になるようなものも、有効な方法のひとつになります。
音楽を聞く、テレビを見る ラジオを聞く、読書、友達としゃべる など、すぐに思い浮かぶかもしれません

この他にも、さまざまなタイプの『一時的に気持ちをそらす方法』があります。
自分の好みに合った取り組みやすい方法を探して、身につけていってもらいます

いくつかご紹介しますね

思考を利用するタイプ…百から七を引く、足し算をする、クロスワードをする
身体を使うタイプ…腹式呼吸をする、膝の屈伸運動をする、足でリズムをとる
身体感覚を利用するタイプ…一点に集中して歩く、迷惑にならない程度に音を立てる

ちょっと意外な方法もあったかもしれませんね。
でも、こんな風に『一時的に気持ちをそらしてみる』ことで、今まで自分の頭のなかを占領していた考えに、風穴をあけることができるようになります
自分の考えをうまくコントロールして、気持ちが落ち着いていく感覚を身につけていけるといいですね

秋の気配が近づいてきました
お身体ご自愛ください。

引用文献:「うつを生かす」うつ病の認知療法 大野裕著
【 2013/09/09 】 未分類 | TB(0) | CM(1)

医療機関で行われるカウンセリングとは

 こんにちは、心理士の浜島です。
 太陽の照りつける暑い日が続くかと思えば、突然雨が降ることもあり、振り回されてしまうような天候が続いていますね。

 医療機関で心理士がカウンセリングを行うということについて、引き続きお話しさせていただきます。これまで、医師との連携という強みについて、そして組織からの独立性という強みについて、お話しさせていただきました。

 今回は、心理治療における連続性という強みについてお話しさせていただきます。

 心理治療はしばしば、数年単位で継続して行われることがあります。
 特に、お子さまの心理治療においては、5年、あるいは10年と、長期間にわたって継続する必要のあるケースも少なくありません。

 しかし、スクールカウンセリングでは、長期間にわたって心理治療を行うことは難しいです。
 学校を卒業すれば必然的にカウンセラーと別れることになります。それにそもそも、スクールカウンセラーは年度単位で交代していくことも少なくありません。

 他に、発達障害の方のケースを挙げてみましょう。
 発達障害の患者様に対する心理治療とは、それぞれの患者様が社会や学校の中で安心して暮らしていただけるようサポートさせていただく、ということになります。
 このサポートも、長い期間をかけて行う必要があるのです。

 では、長期間にわたって心理的サポートをさせていただくことのできる者とは、どのような人でしょうか?
 それは、医師と、医療機関に所属する心理士ではないでしょうか。


 ですから、継続した心理治療を行うことのできる、すなわち連続性が強みである、医療機関で行われるカウンセリングを検討してみてはいかがでしょうか。

 朝晩は涼しくなりました。天候の急激な変化にも十分にお気をつけてお過ごしください。
【 2013/09/05 】 未分類 | TB(0) | CM(0)