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聞くのが得意?見るのが得意?

こんにちは、心理士の河野です。10月に入って暑いと思っていたら急に寒い日がきましたね。今年の冬は寒くなるのでないかといまから冷や冷やしています

 さて子どもの発達シリーズとして今回は、「聴覚優位」と「視覚優位」のことを少し考えてみたいと思います。

 あまり聞きなれない言葉かもしれません。わかりやすい言葉にすると「聞いて理解することが得意な人」と「目で見て理解することが得意な人」のことをそれぞれ指しています。

 人は生まれた時からその特性を持って生まれてくるので、世の中の人間は自分と同じ感覚で生きていると思っていませんか?私は思っていました。
 私は文字をみることが得意なようなので、小さい頃から本を読むのが好きでした。だから世の中の人間はみな、本を読むのが好きなものだと思っていました。でも形を捉えるのは苦手なようで、漫画などを読む時にはすごく時間がかかってしまいます。

 ところが心理学を学ぶ中で、絵やイラストを目でみることで理解が進む人、耳で論理的に話をされると理解が進む人、耳で繰り返し言われると理解が進む人などいろいろなタイプがあることを知りました。
 
 この特性は大人になってもそう変化しないようです。お子様をお持ちの方は、子どもが耳で聞くと理解しやすいのか、目で見ると理解しやすいのか様子をみていくことで、学習スタイルを決めていくのも子どもの負担を減らすのでいいかもしれませんね。
 大人でも自分はどちらの特性があるのか知ることで仕事や勉強に生かすことができるかもしれませんね。

朝晩と日中の気温差が大きいようで体調を崩している方も多いようです。上着やストールなどで上手に気温調整してくださいね。
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【 2013/10/25 】 未分類 | TB(0) | CM(0)

うつ病~心の痛みは身体に表れる~

こんにちは。心理の亀山です
秋風が冷たく感じるようになってきましたね。
それでも、これまでの暑さに比べれば、過ごしやすい季節になりましたでしょうか。


今回は、“うつ病「心の痛みは身体に表れる」”と題して、自分の心の疲れや不調に気づくことの大切さについてお話しさせて頂きます。

うつ病は世界中で121万人もの人々を苦しめていると言われており、WHOの 統計では世界人口の3~5%がうつ病であると報告されています。日本でも大きな問題となっており、日本人の7.5%の人がうつ病の経験者であると言われています。
多くの人がうつ病で苦しんでいるということだけでなく、うつ病を発症しても、医療機関に相談に訪れる人が少ないことも問題となっています。日本人の7.5%のうつ病の経験者のうち、医療機関を受診した人は4分 の 1だと言われているのです。

うつ病とは、脳の機能が変化して精神的なエネルギーが低下している状態です。ですから、憂うつで落ち込んでいる状態ばかりを指すのではなく、「楽しみを感じられない」「意欲がわかない」と感じるような精神的エネルギーが低下している状態も含みます。

うつ病を発症している人の中には、自分が心の病を発症していることを気づかずに、そのまま放置している人がいます。長い間放置すると、うつ症状の他に複合症状が出る場合があります。頭痛、動悸、腹痛、不眠、肩こり、身体の冷えなどです。身体に不調が表れるわけです。しかし、心の病が原因だと気づかないので、専門医の治療を受けるまで、ずっと苦しい状態が続いてしまいます。

身体の不調を早く治すには、早く心の病だと気づくことです。心の病に気付くには、自分の心に関心を持ち、普段からストレスに注意をすることが大切だと思います。ストレスがたまっていても、なかなか自分では気づきにくいものです。

では、どうやってうつ状態に気づけばいいのでしょうかストレスがたまってくると、気持ちや身体の状態、生活パターンなどにいつもと違う感じが出てきます。“いつもと違う感じ”が出てきたら、注意した方がいいかもしれません。

次に挙げる項目のうち、心当たりがあるようなら、ストレスがたまってうつ状態になっている可能性があります。チェックしてみましょう

① 毎日の生活で充実感が感じられない。
② いつもの自分と違う感じがする。今まで楽しんでやれていたことが、楽しめない、興味がなくなってしまった。
③ これまではすんなりやれていたのに、前よりも時間がかかるようになった。
④ 自分は役に立つ人間だと考えられない。悲観的に考える。
⑤ わけもなく疲れたような感じがする。
⑥ 神経質になり、心配事が増える。
⑦ 家族に怒鳴ったり、辛く当たってしまう。イライラする。
⑧ 原因が分からないが、体調不良が続く。頭痛、腰痛、胃痛、めまい、下痢や便秘、息切れ、寝つきの悪さ、食欲不振など。

こうした症状が2週間以上続いているなら、注意した方がいいかもしれません。「朝起きることができない」「学校や会社に行くことがおっくうだ」「前日は行こうと思っても、当日になると体調が悪くなる」など、日常生活が思うようにいかなくなることも考えられます。そうした場合には、一人で頑張り過ぎずに周りの人や医療機関に相談してみてください

自分の心と向き合うことは、時に、苦痛を伴うことがあります。例えば、ストレスがたまって自分の心が弱っていると考えることに、苦痛を感じるかもしれません。「もっと頑張れるはずだ」「周りに弱みをみせたくない」「人に頼るのが恥ずかしい」「自分がそんなに弱いわけがない」と思うかもしれません。
確かに、頑張ることや自分一人で課題をこなすことは、一般的に推奨されることです。しかし、困った時には一人で頑張りすぎず、心の「手当て」がすぐにできる柔軟さも大切だと思います。うつ病は弱々しい人 がなるようなイメージがあるかもしれませんが、実際には有能な人や頑張る気持ちの強い人、責任感が強い人ほど、うつ病になりやすいこともあるのです。
勇気のいることだと思いますが、弱った自分も自分として受け入れられること、場合によっては人に頼る力も大切なことだと思います。

これから朝夕冷えてまいりますので、どうぞご自愛ください


引用文献・参考文献
『こころが晴れるノート』 大野裕 創元社 (2010)
『今すぐ役立つ心の痛み解消法』 浅川雅晴 KKロングセラーズ (2011)
【 2013/10/21 】 未分類 | TB(0) | CM(0)

認知行動療法⑨

こんにちは。心理士の筒井です
10月に入り、風邪気味の方によくお会いしますが、皆さんは大丈夫ですか


前回の認知行動療法のご紹介では、不安な気持ちや、イライラした気持ちを感じた時などに、『一時的に気持ちをそらす方法』を活用していくことをお話ししました
今回は、『自分の考えや気持ちは変わること』についてお話ししたいと思います。

うつや不安などが大きくなると、自分にとってネガティブな事柄を、『ずっと変わらず、長く続くこと』と思い込みがちになるようです

例えば、すごく悲しい気持ちがする時を想像してください
そんな時は、これまでもずっとそんな気持ちだったし、これからもずっと悲しい気持ちが続くように思えることってないでしょうか
『悲しみや不安はずっと続くし、絶対に変わらない!』と思うと、希望がもてなくなったり、何も手につかなくなることがあるかもしれませんね


でも、下の例について考えてみてください
  
お天気・・・    ずっと変わらず続く? / 短い間で変わる?
街の風景・・・   ずっと変わらず続く? / 短い間で変わる?  
自分の考え・・・  ずっと変わらず続く? / 短い間で変わる?
自分の気持ち・・・ ずっと変わらず続く? / 短い間で変わる?

他にも、自分の身長は? 自分の指紋は? などなど・・・
いろいろな事柄について考えてみてください
少し客観的にとらえてみると、自分の考えや気持ちって、比較的短い間で変わる可能性を秘めていることにお気づきになるかと思います

『自分の考えや気持ちって変わるんだ 』といった気づきは、認知行動療法のなかでも大切な視点です。
考え方や行動をちょっと変えてみることで、より積極的に気持ちの変化をうながしていく取り組みのベースにもなっています

カウンセリングでは、変化していく少し先を、皆さんと一緒に見つめていけるといいなと思っています

では、お身体ご自愛ください

引用文献:『子どものための認知行動療法練習帳』 創元社
【 2013/10/15 】 未分類 | TB(0) | CM(0)

医療機関で行われる心理検査とは

 こんにちは、心理士の浜島です。
 秋の涼しさを感じるようになりましたね。

 今回は、医療機関で行われる心理検査についてお話しさせていただきます。

 当院では医師の指示の下、さまざまな心理検査を行っています。
 検査と言っても大がかりなものではありません。簡単な質問に答えていただいたり、絵を描いたりしていただいています。

 では、なぜ心理検査を行う必要があるのでしょうか。
 それは、今後の治療方針について考えるうえで、患者様がどのような方なのか、ということをさまざまな面から見させていただく必要があるからなのです。

 たとえば、絵を描いていただく検査を何種類か行っていますが、同じ種類の検査であれば「○○を描いてください」というほぼ決まった言い方をしています。
 また、質問に答えていただく検査も、その質問の仕方はマニュアルによって細かく決められています。

 一方、患者様からいただく「反応」はさまざまに分かれます。
 描いていただいた絵の印象もさまざまで、「ちょっと気を張っているかもしれない」とか、「かなりお疲れなのかもしれない」などのような印象を受けます。

 他にも、検査中の患者様の様子・態度などもさまざまです。
 緊張される方もいらっしゃいますし、興味津々という様子の方もいらっしゃいます。
 いくつか質問させていただいたときに、じっくりと考えて答えていただく方もいらっしゃいますし、直感で素早く答えていただく方もいらっしゃいます。

 心理士は、以上のような患者様の「反応」と患者様ご本人様の印象から、患者様がどのような方なのか、ということを見させていただいています。
 そして、その後の医師の診察・治療において適切と思われる方針を呈示させていただいているのです。

 皆様の中には、「検査」と言われると戸惑われる方もいらっしゃるかもしれません。
 ですが、心理治療を受けていただく上でその方針を決めるために大いに役立つことなのです

 主治医の先生から心理検査のお話があったときは、ぜひ検査を受けていただきたいと思います。

 1日の中でも寒暖の差が大きくなってきています。お身体にお気をつけください。
【 2013/10/14 】 未分類 | TB(0) | CM(0)