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子どもの偏食

こんにちは。心理士の河野です。やっと秋が来たな~と思っていたらあっという間に冬の気配です。暖房器具が必要になる寒さになってきましたね。エコ運動の影響もありこの冬はかぶる毛布が流行っているとテレビで見ました。ちょっと気になっている商品です。皆様はどんな寒さ対策をしているでしょうか

 さて今回は子どもの偏食について考えてみたいと思います。

 子育てをする母親にとって大きな悩みの一つでもある偏食ですが、実ははっきりした定義はないそうです。ひと言でいえば「好き嫌いが多く、食事内容が偏る」ということになります。面白いことに日本語の「偏食」にあたる英語などはなく、単に「好き嫌い」と訳されるそうです。

 日本での偏食が多く見られる時期は離乳期、自己主張の多くなる3歳と、学校給食の始まる7歳前後が多いとされています。

 子どもの好き嫌いについて有名な実験があります。幼児自身に自由に食品を選んで与えたところ、発育や栄養摂取には何の問題も認められなかったというものです。児童精神科医のカナ―.L.はこの実験から「子どもの食事の問題は、栄養素を完全に与えようとするおとなに対する子どもの反応として生じる心理的なものである」とも言っています。

 偏食の矯正や治療には、様々な考えがあるそうです
食べ物の好き嫌いは誰にでもあることで、善悪を超えた生理的な現象であるから、矯正しなくてもいい、という説。
偏食は生まれつきあるものではなく、躾や育て方に問題があるとし、間食を減らす、一人で食事をさせない等々様々な方法を用いて適切に対処するべき、という説。

こだわりの強い偏食、または拒食について、子どもと母親との心理的葛藤が背景にあるから、食事自体よりも母親への心理療法が必要とされる、という説。

 偏食と言ってもいろいろな視点からみていくことが大事な様です。また「偏食」ということをどう評価するかでも対応は変わってくるそうです。偏食と言うことで一律に対応するのではなく、個々の子供に即し対応していくことが大事みたいですね。

 ちなみに私はトマトがちょっと苦手です。皆様はいかがですか?
 これからは美味しい鍋の季節ですね。温かい食べ物で体を暖めて風邪などに気をつけてお過ごしください。   


引用・参照文献「日本心理臨床大辞典」倍風館
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【 2013/11/22 】 未分類 | TB(0) | CM(0)

外向性と内向性 その2

こんにちは、心理士の廣瀬です
最近は日中の気温も低くなってまいりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
11月も終盤に入りましたね。あと数日で12月になり、今年も残すところあと約1か月になりましたね。


前回は“内向性”についてお話をしました。今回はその続きで、“外向性”についてお話をしようと思います
外向的な人というのは、関心や興味が外の世界に向けられる人であり、どんな環境・状況にも合わせられる人ということになります。それは「外の世界に依存している」とも言え、1人で人生の充実感を得ることはなかなかできません。
外向的な人は、話題のあるものには積極的に近づいていき、交流を試みます。そうすることがその人の充実感につながるのだそうです。

外向的な人と内向的な人は、そう簡単に相容れられるものではありません。誤解や偏見が生まれやすくもあるようです。
これは仕方のない事ですが、「相手を認める」気持ちは忘れないようにしましょう


次回も引き続き“外向性”と“内向性”についてお話をしたいと思っております。

体調を含め、皆様気を付けてお過ごしください



引用文献・参考文献
手に取るようにユング心理学がわかる本
【 2013/11/22 】 未分類 | TB(0) | CM(0)

自分でできる対処法

こんにちは 心理の亀山です。落ち葉が風に舞う頃となりましたね

前回は、うつ病について、心の不調に気づくことの大切さについてお話ししました。今回は、心の不調に気づいて、「気分が塞ぎこみがちだな」「やる気が何だか起きない」と思ったときに、ご自身でできる対処法についてご紹介したいと思います。

1. たっぷりと睡眠時間をとりましょう。
 “快眠”は、健康状態のよい指標になると考えられています。日々の生活の中で感じるストレスから、心や体に疲れが出てきているようでしたら、まずは、良好な睡眠を確保しましょう。例えば、まずは睡眠時間を長めにとってみたり、休日などは昼寝の時間も確保して心身ともに休息がとれるようにするとよいと思います。

2. 人と関わる機会をつくりましょう。
 心身がまいってくると、誰とも会いたくなくなってくることがあります。ですが、いろいろな問題を一人で抱えてしまってそこからなかなか抜け出せない場合には、他者の力が役に立つことがあります。誰か信頼できる人、例えば、家族、友人、恋人、上司、同僚など、相談を持ち掛けてみてもいいかもしれません。話すこと自体がストレス発散になりますし、ときには適切な助言を得られるかもしれません。

3. 自分なりのリラックス法を工夫しましょう。 
 周りに気を張って生活していると、心も体も緊張状態が続いて、なかなかリラックスすることができません。そうした緊張感をほぐすために、様々なリラックス法を工夫してみましょう。例えば、絵画鑑賞や美しい景色の場所に出かけることが挙げられます。脳に入る約80%の情報は、視覚による情報です。ですから、悩んだり、落ち込んだりした時には、視覚から情報を取り入れてみるのもいいかもしれません。
他には、ぬるめのお湯にゆっくり浸かる、足の裏をマッサージする、湿布や体操をして肩こりをほぐす、深呼吸、ストレッチをする、適度な運動をしてみるのも一つの方法です。

 うつ病に対する運動の効果は近年注目されていることです。イギリスのガイドラインでは、軽度のうつ病に対して、45分ないし1時間の運動を週3回、10~12週続けることが推奨されています。「けっこう多いな」と思われるかもれません。確かに、ただでさえ意欲が出てこない時に、これほどの運動をすることは難しいと感じられるかもしれません。
 運動を取り入れるときには、無理をしないことが大切です。「~しなければ」より、「~したいな」「~出来そうだな」という身体の声を正直に取り入れていきましょう。

 また、ご自身の一日の生活の中での、調子や気分の変動に合わせて、運動を取り入れることも大切です。一般的に、寝起き、午前中の調子が悪く、午後、夕方から夜にかけて徐々に調子が上向いてくという変動が多くみられます。自身の調子に合わせて適切な運動を取り入れていきましょう。では、具体的にはどのように運動を取り入れていけばよいのでしょうか。

朝(起床時)
 一日の内で、一番調子が出なかったり、低調な時間帯だと考えられます。この時間帯には、睡眠時の凝りをとり、午前中の準備をするような運動を取り入れることになります。例えば、ストレッチやマッサージなどです。意識しなくても布団の中で伸びをして体をほぐしている方もいると思います。

午前
 運動は、リラックスをすることを目的に取り入れていくとよいと思われます。散歩やストレッチ、ヨガなど、短い時間で、ゆったりとできる有酸素運動を試してみてもいいかもしれません。

午後
 一日の内で、一番運動に適している時間帯だと考えられます。自身の体力や調子に合わせて、身体を動かしましょう。もしテニスやサッカーなどの負荷の高い運動を取り入れようとお考えなら、一般的にこの時間帯が適しています。ただし、運動の経験が豊富でない人は、膝や腰を痛める可能性があります。専門家に相談しながら運動を行うのが安心です。

夕方
 体は動きやすい時間帯だと考えられます。しかし、運動の目的は、睡眠導入に向けたクールダウンです。一日の疲労をためないこと、身体がぽかぽかしてくる程度の軽い運動を行ないましょう。例えば、ストレッチ、ヨガ、エアロバイクなどです。


 引き続き、体は動きやすく感じられるかもしれません。しかし、夕方同様に、睡眠導入のために運動を取り入れることを心がけましょう。ストレッチやマッサージなどで、一日の疲れを労り、体の凝りをとります。また、部屋の明かりを暗めにしたり、リラックス系のアロマをたくなど、睡眠環境を整えることも大切です。また、こちらのブログでも紹介した、認知行動療法で使われる呼吸法などのリラックス法を試してもいいかもしれません。


秋から冬へ、季節の流れは早いものですね。風邪などお召しになりませんように、お体を大切になさって下さい

引用文献
『こころのりんしょう a・la・carte』第29巻第4号(No.124) 2010年12月25日発行 星和書店
【 2013/11/16 】 未分類 | TB(0) | CM(0)

認知行動療法⑩

こんにちは心理士の筒井です。
秋深くなってきましたね

前回の認知行動療法のご紹介では『自分の考えや気持ちは変わること』についてお話しました。
ところで,みなさんのなかで『自分の考え方を変えてみる』と聞いた時に,『今までの自分の考え方がいけなかったのかな…』、『そんな考え方しかできない私がいけないんだ…』と思って,心配になってしまう方はいらっしゃいませんか
今日は,そんなご心配について,少しお話しできたらと思っています。

認知行動療法では,自分のいつもの考えや行動パターンに影響している,特徴的な考え方のクセを見つけて、修正を試みていきます。
ですが、そのような『考え方のクセ』は、決して悪い考え方ということではありません


例えば、『なんでも完璧にできないといけない』という考え方はどうでしょうか。
プラス面と、マイナス面の両方を考えてみてください


そのような考え方ができるからこそ、仕事をきちんとこなせて信頼が得られるといった側面があるでしょう。そういった点は、プラス面になりますね
一方で、1%のつまずきも許容できず自分を責めてしまうとしたら、返って仕事が行き詰ってしまいそうです。そういった点は、マイナス面になりそうです


『考え方のクセ』には、自分にとってストレスを高めてしまうマイナス面だけでなく、これまでの自分を支えてくれていた長所などのプラス面も含まれています
認知行動療法では、そのようなプラス面とマイナス面の両方を知って、バランスよく考えていくことを大切にしていきます。

このように、認知行動療法では、『考え方のクセ』を知って修正するというだけでなく、ご自分らしさや長所を再発見していけるところも魅力のひとつだと思っています

寒暖差の大きい日が続いています。
どうぞ、お身体ご自愛ください

引用文献:『こころが晴れるノート』 大野 裕 著
【 2013/11/08 】 未分類 | TB(0) | CM(0)

「外向性」と「内向性」その1

はじめまして、心理士の廣瀬と申します。
この度、こちらのブログに参加させていただくことになりました。よろしくお願いします。

11月に入りましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
日中は日差しもあたたかく、空気や風は冷えていますがまだ過ごしやすいほうではないかと思います
私は先日、ついに毛布を引っ張り出しました。これからは朝に布団から出るのが辛い時期に入るので、その点が少しやっかいだなあと思っています


今回は、「外向性」「内向性」についてお話をしたいと思います。
人の性格を表すのに、「外向的な人」「内向的な人」といった表現がありますが、これらはもともとユング心理学の言葉だそうです。
今回は、この2つのうち「内向性」の方を紹介します

内向的な人は、外の世界よりも自分の心の世界にまず関心が向かうそうです。「自分の心に合っているか、受け入れられるかどうか」が何よりの問題点となります。
何に対してもまず拒否反応を示し、それから自分なりの観察をしようとするのだそうです。
新しい環境や状況に入るとすぐに対応できないので、かえって自分に批判的で、自信がなかなか生まれにくい場合もあります。
しかし、自信を持てれば少々のトラブルや他人の批判にはたじろがない強さがあるので、特定の環境になじんで、自分に合う場所となれば、高い能力を発揮できるのだそうです

次は、「外向性」についてお話したいと思います。
気温差が激しいので、お体に気をつけてお過ごしください。


引用文献:手にとるようにユング心理学がわかる本  長尾剛 著
【 2013/11/02 】 未分類 | TB(0) | CM(0)