こんにちは。心理の亀山です


じめじめとした暑さが続きますね

皆さんは自分の“見せ方”を意識したことがありますか?今回は、自分の“見せ方”を少し意識的に捉えることで、人間関係がうまく運ぶかもしれないというお話です

入学や転勤などで新しい環境に身を置いたとき、緊張してなかなか馴染めない人がいたり、すぐに周りと溶け込んで順応する人がいたり、色々な人がいますね

このような差が生まれる理由の一つは、自分の“見せ方”にあると思われます

この自分の“見せ方”を、アメリカの心理学者ジョセフ・ルフトとハリー・インガムがまとめた『ジョハリの窓』に当てはめて説明します

人間は、心に4つの窓を持っているそうです。
その4つの窓とは、
明るい窓:自分も他者も知っている自分、
盲点の窓:他者だけが知っていて自分は気づいていない自分、
隠された窓:自分だけが知っている自分、
未知の窓:まだ誰も気付いていない自分です。
この中で明るい窓が大きい人が、いわゆるオープンな性格と言われる人です

このような方は、初対面の人に対しても、失敗談やプライベートな話を包み隠さず話します。そのため、自然と会話が盛り上がり、新しい環境でも馴染みやすいのです

一方で、隠された窓が大きい方は、周囲には本心が見えづらい人だという印象を与えるかもしれません

気軽に話しかけられる人も少なく、人と打ち解けるのに時間がかかりやすいのです。
そこで、人間関係をスムーズに運びたいと思ったら、明るい窓をもう少し開けてみるといいかもしれません


自分について伝えることで、周りの人も親しみを感じるのかもしれませんね。
さらに、「どうも私は人から誤解されることが多いな」という人は、盲点の窓をできる限り小さくすることをお勧めします。家族や友人などの周りの人たちから見た自分を指摘してもらうことで、自分では気づいていない新たな自分に気付けるかもしれません


では、暑い日が続きますが、お身体を大事にお過ごしくださいね
引用文献・参考文献おもしろ心理学会(編) (2012). 図解 ここ一番で「武器」になる! 秘密の心理学ノート 青春出版社
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