こんにちは。心理士の亀山です

蒸し暑い日が続いています

暑気日ごとに加わって、なかなか爽やかな初夏とはいきませんね。
さて、ストレス②では、ストレスの良い面についてお話ししました。今回は、
慢性的ストレスについてお話ししたいと思います

ストレスの多くは短期的なもので、少しの間しか続きません。例えば、バスに乗り遅れたときのストレスは、他の方法が見つかるとなくなります

目的地まで無事に着くことが出来たら、すっかり忘れてしまうでしょう

しかし、ストレスが長い間にわたって続くこともあります

これを
慢性的なストレスと言います。例えば、家族や周りの近い場所にとても怖い人がいたり、大切な人との別れがあり支えを失ってしまったりするときには、ストレスが続きやすいです。
この慢性的ストレスは、心身に影響が出やすいものです

ずっとストレス状況が続くわけですから、毎日の生活の中で、悩む時間や考え込む時間が増えがちです。心身ともに、疲れていきます

「ストレスが溜まっている」「ストレスに圧迫されている」と感じる状態です。
このような気持ちから身体に不調が表れて、腹痛や頭痛が起きたり、身体が痛くなったりすることもあります

気持ちが沈みがちになったり、日常生活がおろそかになったりするため、生活習慣病にかかることもあります

これまでのお話しで分かる通り、ストレスは誰の生活にもあります。生活からストレスを無くすことはできません

しかし、できることもあります。ストレスにさらされ、影響されるばかりになるのではなく、自分がストレスを少しでもコントロールしていくことはできます。

まず大切なのは、自分のストレスについて知ることでしょう。
皆さんは、現在、慢性的なストレスを抱えているでしょうか

?もし心当たりがおありでしたら、そのストレスは何なのか考えてみるといいかもしれません

では、蒸し暑い日が続きますが、どうぞご自愛ください

引用文献・参考文献スーザン・R・グレッグソン ストレスのコントロール 大月書店
スポンサーサイト