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話し合い①  「相手を尊重しよう」

こんにちは心理士の亀山です
暖かかったり、寒かったりしながらも、やっぱりもう春ですね。家の周りでは、タンポポが咲いています。春の到来を感じると、いくつになっても心が華やぎますね

さて、ストレス⑨では、話し合いの二つの目的についてお話ししました。これらかしばらくは、“話し合い”について取り上げたいと思っています

まずは前回のお話を思い出してみましょう前回は、“話し合いでは、相手に自分の意見を聞き入れてもらえればいいというのではなく、相手の気持ちや考えも理解できるように努めていくことが大切だ”とお話ししました

つまり、話し合うときには、相手を尊重して、対等な立場であることを意識すること が大切であるということです

相手を尊重し、敬う気持ちを大事にしてください。自分が正しい、相手が改めるべきだという前提のもとの話し合いは、相手の気持ちを軽視したものとも言えます

多くの方がそうだと思うのですが、“自分を否定する人”や“責める人”の近くにいたいと思う人はいません自分を責めてくる人を好意的にみることは難しいものです。頭ごなしに悪いと決めつけられたり、一方的に話されたりすると、ついつい感情的に反発したくなることもあるでしょう

「相手の言っていることは分かるけど、でも、納得は出来ない。どうしても、腹に入らない」といった状態です皆さんの中にも、思い当たる経験はありませんか。

そうなると、せっかくの話し合いの場が言い合いになってしまうかもしれません。言いたいことを言うだけの場です。話し合いという、お互いの考えや価値観が交流して、理解したり、気付きから成長したりする場ではなくなってしまいます

問題の解決どころか、相手との関係をぎくしゃくしたものにさせる可能性も高くなるでしょう。しかし、相手を尊重し、敬う気持ちを大切にする心構えを持つことで、それを少しでも軽減させられるかもしれません

こういった心構えは、話し合いの随所で表れるものだと思います。表情、言葉遣い、話し合う場の選び方などです。次回からは、話し合いのポイントを事例を通して考えていきたいと思っています


では、春の日ざしの下、お健やかな日々をお過ごしください

引用文献・参考文献
スーザン・R・グレッグソン ストレスのコントロール 大月書店

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【 2016/03/16 】 未分類 | TB(0) | CM(0)

ストレス⑨ 「話し合いの二つの目的」

こんにちは心理士の亀山です

少しずつ、春めいてきましたね。しかし、寒暖の差があり、体調を崩しやすいようですコートがまだまだ手放せませんね。

さて、ストレス⑧では、ストレスについて話すことの大切さについてお話ししました。
特に、ストレスについて相手と話し合うことは、問題解決のための第一歩になることもあります。勇気のいることですが、ストレスへの対処法の一つとしてとても大切な行動です

しかし、そうは言っても、色々と考えることがあったり、心配になることがあったりして、その一歩を踏み出せないこともあるでしょう

皆さんは、抱えている問題やストレスについて相手に伝えたかってけれど、伝えられなかったことはありますか

多くの方に、思い当たる経験があるのではないでしょうか
相手がどう反応するだろう、どう思うだろうと考えると、二の足を踏んでしまい、結局、“自分が我慢すればいいじゃないか”という考えに落ち着いていくこともあるかもしれません

確かに、その懸念は尤もなことです
だからこそ、もし話し合うなら、どのように話し合うのかということを、しっかりと考えておくことが大切ですその心配や不安がゼロになることはないでしょうが、できる限り軽減することはできるかもしれません

同じようなことを伝えても、伝え方次第で相手への印象はずいぶんと違うということもあります。だからこそ、“話せば何とかなる”と思って準備不足のまま臨むのは、あまりお勧めできません。

自分が抱えている問題について話したいとき、どのように話せば伝わるのか、あらかじめ考えてみることが大切だと思います

これまでに相手と話し合ったご経験がある方は、その際はどのように伝えたのか、相手の反応や結果はどうだったのか思い出してみてください。そして、ご自身の体験を踏まえて、どのように相手に伝えるのがよいのか考えてみてもいいかもしれません

話し合いには二つの目的があると言われています。一つ目は、問題を解決することです。自分が困っていることを相手に伝えて、理解してもらいますそして、出来れば改善していける方向で話し合って、今後、同じことで問題になることを防ぎます。

もう一つは、人間関係をうまく保つことです。話し合いはしたけれど、そのせいで人間関係に大きな傷が出来ては新たにストレスを抱えるようなものです

話し合いは、相互交流のコミュニケーションでもあります。一方的に自分の主張をして、相手に聞き入れてもらうというのではなく、相手の気持ちや考えも理解できるように努めていくことが大切です

話し合いは、現状をお互いに理解し、今後よりよく過ごせるようにするために行うものです。そのため、一から十まで言いたいことを言いたい放題言ったり、うっぷんを相手にぶつけたりする場ではありません

この二つ目の目的を意識しておくことが、大切です。これが意識できていないと、自分の感情は相手にぶつけたけれど、本当に伝えたかったことが伝わらないままに終わってしまうということにもなりかねません。

やってしまいがちなのが、誰が正しくて誰が間違っているのかということに主軸を置きすぎてしまうことです。相手の怒りを余計にかい、自分の意図とは違うように捉えられてしまうこともあるでしょう誰かのせいにするのではなく、前向きに解決するために話し合いをしていけれるといいですよね


では、季節の変わり目なので、くれぐれもご無理などなさらないようご自愛ください

引用文献・参考文献
スーザン・R・グレッグソン ストレスのコントロール 大月書店
【 2016/03/02 】 未分類 | TB(0) | CM(0)