天気と幸福感

天気と心の関係

こんにちは。心理士の井上です。
久しぶりに心理士ブログを担当させていただくことになりました。
よろしくお願いいたします。


私は、サンシャインのプログラムを担当させていただいております。週に1回散歩のプログラムがあるのですが、なぜかこの散歩の日は“晴れ”が多いです。晴れると気分も良い気がするのですが、それに関する研究があります。


実験者が、雨の日と晴れの日のそれぞれに、実験協力者に電話をかけ、「あなたは今幸せですか？」という質問をしたそうです。すると、協力者は天気がよい日のほうが幸福感や人生の満足感をより感じているという結果が得られたそうです。逆に雨の日には幸福感や満足感をあまり感じていないということになります。

これらの研究結果は経済学などにも応用されていて、雨の日の株価は晴れの日よりも低いということもわかっているそうです。

また、生理学的な研究では気圧が下がると血圧が低下し心身に不調を来すことがあると言われています。気象病という病気もあるくらいです。

雨の日はいつもよりイライラしたり、気分が下がったりしているかもしれません。ふと、確認してみるといかがでしょうか。


もう12月ですね。あっという間に一年が終わってしまう気がしています。
それでは、気温の変化が激しいですが、お体にはお気をつけてお過ごしくださいね。