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レジリエンスを育てる③

こんにちは。心理士の井上です。
“レジリエンス”とは、「ストレスに対する抵抗力」「ストレスに負けない力」「落ち込んだ状態から立ち直る力」でした。

 この“レジリエンス”を育てることは、“逆境に負けない心”“折れない心”を育てることにもなります。

 レジリエンスを育てるには、自分の思考をできるだけ柔軟で正確なものにしていく必要があります。そのためにまずは自分の“考え方のクセ”を知ることが必要です。

 思考のクセを知るには“ABC分析”ということをしてみるとよいです。これは、ある出来事(A)を、考えて解釈(B)し、その結果として感情や行動(C)が起こる、という一連の流れを書き出してみるというものです。

 同じ出来事(A)であっても、人によって解釈(B)や感情・行動(C)は違うこともあります。
 例えば、「友達にメールを送ったが返事が来ない」(A)の場合、→「嫌われている」と解釈(B)→「悲しくなって泣けてくる」という感情や行動(C)となる人がいるかもしれません。
 しかし、「友達にメールを送ったが返事が来ない」(A)→「忙しいに違いない」と解釈(B)→「もう少し待ってみよう」という行動(C)となる人もいるかもしれません。

 つまり人によって“考え方のクセ”があることがわかりますね。自分のこのクセを知ることで、落ち込んでしまうパターンを特定し、(B)の解釈する段階で、自動的に考えてしまう自分の解釈は本当に正しいのだろうか、別の考え方なら別の解釈ができるのではないだろうか、と考え直してみる。大切なのは、ある出来事に対する解釈は1つだけではないことと、その解釈には正解や不正解があるわけではないことです。様々な解釈を考えてみることで、より安心できる感情や行動に変わるかもしれません。

 これは認知再構成法とも呼ばれるものですが、日ごろの生活の中で、自動的に起きてしまう思考に意識を向けて、新たな思考はないかと考えることそのものがレジリエントな思考かもしれませんね。

暑い日が続きますが、どうぞお体にはご自愛ください。
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【 2017/07/29 】 未分類 | TB(0) | CM(0)