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<アンガーマネージメント③>

こんにちは。心理士の井上です。

前回は“怒り”とは二次感情であり、その背景には苛立ちや不安、恐怖や悲しさ、寂しさなどの一次感情があることと、怒りには持続時間があり、6秒間我慢すると衝動的な言動や行動を抑えることができることをお話させていただきました。


そのような点に触れますと、やはり怒ることは悪いことだという感じがします。


そこで、今回は“怒り”のメリットとデメリットをもう一度整理してみたいと思います。


先に怒ることのデメリットを考えてみましょう。

・人間関係がぎくしゃくする。

・後で後悔する。

・疲れる。

など、いろいろなことが考えられます。


人間関係や自己嫌悪など、メンタルに関するデメリットがまず思い浮かびますが、実は3つ目の“疲れる”にはそれ以外の意味があると思われます。


怒りによって血圧が上がり、動悸や不整脈などが引き起こされる場合もあるようです。また、ホルモンバランスにも影響を及ぼすことがあるようです。それによって入眠困難など睡眠にも影響があることがあります。


“怒り”は健康にも影響を及ぼすことがありうるということなのですね。


こう考えてみると、やはりなるべく怒らない方がよいということになります。


しかし、“怒り”の感情にはメリットもあります。

その一つにモチベーションにつながるというものがあります。


青色発光ダイオードの発明でノーベル賞を受賞された中村修二という方が受賞が決まった時の記者会見で「怒りがすべてのモチベーションだった。怒りがなければ何も成し遂げられなかった。」と話されていました。


“怒り”の感情だけが吹き出してしまうと、それは理性を失い、人や物に対して攻撃的に接してしまうことも考えられます。

しかし、そのエネルギーを社会的に認められたふさわしい目標(仕事やスポーツなど)に向けなおすことで、とても有意義に使えることができるかもしれません。(心理学ではこれを“昇華”といいます。)


“怒り”の感情は決して悪いものではありません。それを理性的に整理して、うまく昇華することができたら、私たちにとってとても大切な資源なのかもしれませんね。


寒い日が続いております。どうかお体にはご自愛ください。

              出典:勝因は怒り、日本企業に苦言も-中村さん時事通信
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