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話し合い④ 「話し合いの技術」

こんにちは。心理士の亀山です
少し前まで桜の花を楽しみに散歩していましたが、今は鮮やかな新緑の色が楽しみになっています。虫や鳥の声もよく聞こえるようになり、活気が出てきましたね

さて、話し合い③に引き続き、今回も話し合いのポイントのお話です。

⑤聴き上手になろう
解決したい問題があって相手と話そうとするとき、どうしても気持ちが焦ってしまいがちです。自分の話を伝えることで精一杯になって、相手の意見を受け容れられず、間違った反論として捉えてしまいやすいかもしれません

そうした心理は、決して悪いものではなく、どうしてもそう感じてしまいやすくなるのだと思います。大抵は、誰だって自分の意見が、始めから間違っているとは思えないと思います

本当はどちらが間違っているのか、一長一短があるのか、あるいは、はっきりと答えが出る問題かどうか、本当のところは場合によりけりでしょう

しかし、相手と話し合いにまで至るケースの場合、どちらがはっきりと良い悪いと分からない問題だったり、事実の解釈がずれていたり、価値観が違っていたり、すぐに正しい結論が出せる問題でないことが多いように思います

そうした複雑な問題の場合、相手がなぜそうした行動をしたのか、どうしてその考えを持ったのか、相手を理解することが大切です。相手の話す内容すべてを正しいと肯定するという意味ではなく、「そうか。そう思ったから、こう行動したのか」という考えや価値観を理解するという意味です話し合いは、どちらが正しいか、間違っているのかを決めるのが目標ではないのです。

相手の考えや思いを引き出すことが大切になるわけですから、相手の考えを引き出すような、話したいと思わせる雰囲気づくりを心掛けましょう

例えば、相手の話を聴いていることを伝えるために、うなずいたり、ときどき相槌を打ったりしましょう。話の邪魔をしたり、「そんなことないよ」とか「ほら、僕の言ったとおりだろ」などと言ったりするのは、良さそうには思えませんそれは、相手の考えを否定し、自分の正しさを主張するような言葉だからです。

⑥決めつけない
相手の考えを引き出すために、「あなたはいつも…」「君は絶対…」など、決めつけるような言い方はやめましょう決めつけてしまうと、それ以上意見を言い難く感じやすいものです。決めつけをやめて、相手の言葉をききましょう。

⑦ボディランゲージに注意しよう
ボディランゲージとは、身体のしぐさや様子でメッセージを伝えることですボディランゲージは、コミュニケーション上で重要な意味があることが分かっています。

例えば、上司が「何でも言っていいよ。理解するように努めるよ」と優しい言葉を掛けてくれているけれども、表情や口調は苛立っているようであり、時計を気にし、時折ため息を吐いているという姿を想像してください。この場合、言葉とボディランゲージでは伝わってくるメッセージが違いますね

言葉では優しくても、「これ以上問題を大きくしてくれるなよ」という感じがします上司の言葉通りには思えないでしょう。この場合、頭の中で上司の内心を想像することになるので、ネガティブな想像が広がりやすくなる可能性があります。

身体でも、言葉と同じメッセージを伝えるようにしましょう。

⑧自分の理解を伝えよう
相手の言った内容を、自分の言葉で言い換えてみましょう。例えば、「それって、○○っていうことなの?」「○○っていう気持ちだったっていうことかな」などと言います。自分の理解と相手の意図がずれてしまうことを防ぎます

相手を100%理解することは無理な話ですか、それでも、自分の言葉で、感覚で相手を理解しようと努力することはできます

さて、これまで話し合いのポイントをお伝えしてきましたが、いかがでしたか。8個のポイント全てを完璧にできる人など、そうそういないと思います。しかし、伝え方、伝わり方が変われば、結果や相手への印象も少し変わるかもしれません

それでは、日中は汗ばむほどの陽気となる日もありますが、ご自愛ください

引用文献・参考文献
スーザン・R・グレッグソン ストレスのコントロール 大月書店
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【 2016/05/25 】 未分類 | TB(0) | CM(0)
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